勾留15日目(留置所への差入れ)

 

どうも僕です😄

 

今回の記事では

留置所への差入れについて紹介していきます。

 

 

その前にいつもの留置所の日記から✍️

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◯月◯日(金):昨日から変わって部屋が一緒になった高齢者二人のうち一人がヤ●ザっぽい。そんなヤーさんが今日、即決裁判で判決が出て、ほぼほぼ留置所から釈放らしい。罪名まではいちいち聞かなかったけど、やっぱり『釈放』は羨ましい。。。

今日は昼頃に初めての健康診断。体重が3K gも落ちてた。。。当たり前か。。。

自分は全部で1分くらいで終わったけど、同部屋のもう一人のおじいちゃん、問診に行ったきり帰ってこないが、大丈夫か?(夕食前に帰ってきた)

今日はそれ以外、特に変わった様子はなかった。

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前記事で紹介しました通り、健康診断はすぐに終わります。

気になるのは体重と人によっては血圧くらいですね。

即決裁判のこともいずれ紹介しようと思います。

 

 

 

それでは本題に入っていきます!↓

 

 

さて、留置所へ差入れするには

どのような手順を踏めばいいのでしょうか?

誰が出来る?

差入れ出来るもの、出来ないもの

差入れのルールは?

何が喜ばれる?

 

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経験として、受ける側のみの見解になってしまいますが、差入れについて詳しく紹介していこうと思います。

 

 

 

 

 

差入れできる人

差入れを許可されてる人、、、これは面会と同じ考え方です。差入れする側の人の身分が分かり、差入れしてもらう側(被疑者)の氏名が分かっていれば誰でも可能です。

面会についはこちらから↓

ky071811.hatenablog.com

 

 

差入れ方法

郵送や宅急便で送る事も可能ですし、面会時に提出する事も可能です。軽くて薄いものであればレターパックがおすすめです。自分も周りも多かったイメージです。

新聞くらいの厚さまでは入れられます。

面会の時であれば、その場でリアクションも見れますし、欲しい物や不要になった物を聞いて、帰りに宅下げ(※)も可能です。

郵送であれば、持って行く労力を省けます。この後紹介しますが、本などを差し入れる場合は重くなりがちなので、郵送の方がいいでしょう。

自分の住んでいる所轄の留置所とは限りませんから、遠くて行けない場合は郵送一択になりますね。

 

※宅下げ:差入れの逆です。留置所に保管されている被疑者の所有物(私物や差入れして用済みになったもの、衣服)を自宅に持って帰るという意味です。

 

 

差入れの注意点(ルール)

郵送で送る場合は、特に事前に確認しておく事が必要です。

 

宛名

郵送の場合の宛名ですが、収容されている警察署の後に『留置課』と書き、その後に被疑者の名前で届きます。

 

土日は入らない

土日に受け取ってはくれますが、中身をチェックして許可を出す責任者がいないんでしょう、土日で本人に渡る事はありません。

 

数量制限がある

これは主に本の事で、この後にも紹介しますが、一度に入れられる数が決まってます。事前に入れて良い数量を確認してから送りましょう。

 

 

(ちなみに差入れだけなら『接見(面会)禁止』でも可能です。)

 

差入れできるもの・できないもの

勾留期間は短ければ最短で20日と数日ですから、経験や聞いた話を元に挙げていきます。

 

差入れできるもの

・衣類 ※

(下着、靴下、トップス、スウェット)

・サニタリー類

(タオル、歯ブラシ)

・雑誌、新聞

・小説や漫画本 ※

・文具

(ペンは除く、キャンパスノート、便箋、封筒、切手)

・現金

(最低金額も決まってませんので金額は自由です)

・書類(委任状など)

・名刺(弁護士の名刺など)

 

差入れできないもの

・衣類

(フード付、紐付、ジップ付、ポケット付、紐を出す穴を塞いでないもの)

靴下もくるぶし丈までです。

スウェットのパンツも、差し入れる場合は、紐を抜いてそれを通していた穴も縫ってあげて下さい。 ヒートテックも不可です。

・食品

・上限を超えた冊数の本

1日に入れられる冊数は3〜5冊までです。

これは雑誌や新聞もカウントされます。一気に沢山送って、留置所や本人に任せるという融通はききません。

 

喜ばれるもの

・何度も読むことができる本(文庫本サイズ)

→ なんといっても暇ですからね。ジャンプはオススメしません。この機会に教養をつける意味でも活字だらけのものが良いです。

そして机や椅子がある訳ではないので、色んな体勢でも読む事が出来る文庫本サイズが良いと思います。

・現金

→ 留置所内でもやっぱり無いに越した事はありません。

自弁として、食事のUPグレードが出来たり、石鹸やニベアも買えますので。

留置所生活では食事は唯一の楽しみですから。

 

 

差入れと宅下げ

良い例ではないですが、離婚届や委任状など、特に家族が逮捕・勾留されてたら、書いてもらわなけらばならないものもありますよね。

その場合、公的な書類であれば、受付して面会までに差入れしてもらえるので、面会時にお互い確認しながら、本人に記入してもらうことが可能です。そしてそれをそのまま宅下げ依頼をすれば、面会後5分も待っていれば、サインしたものを返してもらえますので、当日中に持ち帰ることが可能です。

 

 

保管の容量

それぞれ小さなロッカーを割り当てられていて、そこに着替えや差し入れられた本などを保管できます。

しかし、このロッカーが小学生のロッカーと同じくらい小さいんです💦

着替えが数着あって、ジャンプが2〜3冊もあればパンパンです。笑

そんなこんなで宅下げに来る人がいなかったり逮捕時に持ち物が多い人は留置かが保管してくれるんです。

僕の時は『危険物扱い』と呼ばれてましたね。

留置施設に入れられないもの(入れる必要のないもの)を全て『危険物』と呼ぶみたいです。

紐がついたまま衣服など、差入れられてチェックを通らなかったもの等もこれに該当します。

 

 

まとめ

被疑者を心配する余り、色んなものを送っても良いのですが、いつかは持ち帰るという事を忘れないで下さい。保釈が見えているのであれば、ホイホイ差入れても持ち帰るのは本人です。

本に関しては、面会にいけるのであれば、その際に読み終わった本などを聞いて、宅下げして差し入れの本と入れ替えてあげるのが良いと思います。

はじめて逮捕・勾留された人は何を入れられるか分からないと思います。

まずは、せめて清潔にしてあげる為に下着などのインナーから差入れして様子を見ても十分です。

ニュースなどで犯人(被疑者)が来ているスウェットは留置所で貸し出しているもので、取り急ぎの衣服は困りません。

勾留が長くなりそうであれば、そこではじめて上着や本、現金などを考えるくらいで問題ないかと思います。

はじめて身近な人が逮捕・勾留されたら、心配もするでしょうし、警察署に問い合わせるのにも勇気が要ります。こちらを読んで少しでも参考になればと思います。

 

 

 

次回は没収された証拠品について紹介していこうと思います。

今の時代、スマホやPCにはかなりの情報が詰め込まれているので、

一筋縄ではいきません。。。

 

 

ではではまた後日〜☞

 

 

 

 

 

 

勾留14日目(留置所で病気になったら?)

 

はい、どうも僕です( ͡° ͜ʖ ͡°)

 

 

まずは、勾留14日目の僕の日記から📓

 

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◯月◯日(木):4日ぶりの3回目の「風呂の日」だった。あと何回ここで風呂に入ることになるんだろう?『これが最後』と思いながら過ごしてる。今日は昼食前に突然の部屋移動があった。どうも同室の■□が再逮捕で、自分と同じ罪状になったからっぽい。

移動先は高齢者二人。。。ここであと何日過ごせば良いんだろう。。。泣けてくる。。。

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仲良くなろうとも思いませんでしたが、それでも雰囲気や仕草など、合う合わないは出てきます。この時は結構落ち込んだ覚えがありますね。

 

 

 

 

それでは本題に入ります。↓

 

 

 

今回の記事では

留置所で病気になったら?という事で、

逮捕されるまでに飲んでいた処方薬

眠剤は飲めるのか?

逮捕時に服用していた薬は?

留置所で病気になった時

どのような対応になるか紹介していこうと思います。

 

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本記事ではこのようにまとめてます。

 

 

 

 

入所前の検査

留置課による荷物検査身体検査がありますが、

その時にアレルギーの有無、持病、服薬中の薬の有無などを書くアンケート用紙を書きます。

自己申告なので、100%思い通りにはいきませんか、多少の考慮はされます。

 

またこのご時世なので、コロナの抗原検査も必ず行われます。抗原検査は時間差で結果が出るので、逮捕状が発行され、

逮捕が確定された時点で、先行して取調べ室で検査する事が多いようです。

(2時間くらいかかりますからね)

 

 

留置所へ薬の持ち込みは?

これはNGです。大病の場合はまた違うんでしょうが、ちょっとやそっとの事では、薬の持ち込めません。

精神安定剤だろうと、点眼薬だろうと入れてくれません。

 

 

薬の処方は?

服薬中の薬を留置所で使うには、どうすれば良いのでしょう?

 

留置所で薬を処方してもらうには、留置課同行・同席の元、近隣の専門科医に診てもらって医者が許可すれば、処方可能です。

しかし、薬もその日にはもらえないので、

早くて医師に診てもらった翌日です。

 

 

処方薬が無くなったら?

では、処方された薬が施設にいる間になくなったら、どのように補充するのでしょうか。

実は、残りが少なくなってきたら、留置官が追加分を取りに行ってくれるんです。

意外ですが、また連れて行く労力を考えると、当たり前かもしれませんね。

ですので、一度薬を処方してもらえれば、留置所にいる間に薬がなくなるという事はありません。

 

 

留置所にも健康診断がある

一応、留置所にも定期的に健康診断があります。

2週間に1回くらいですかね。

満期(20日)勾留されていれば、1回は経験します。

と言っても、近隣で引退寸前のおじいちゃん先生で、専門も不明な町医者の健康診断です。

僕の時はこの医者(?)がタバコ臭くて本当に嫌いでした。

『直前まで吸ってた?』ってくらい体に染み付いてた先生で、この辺の考慮をしないのが、警察って感じだなと思った覚えがあります。

 

健康診断の内容ですが、

身長・体重・血圧・聴診器確認・問診です。

何も言わなければ、一人3分で終わります。

『先生の拘束時間決まってるの?』ってくらい、留置課は早く帰らせたがります。

なので、健康診断はあってもなくても同じでしょう。

 

 

服薬のタイミング

今まで紹介してきました通り、留置所では自由がききません。その上、イレギュラーを許しません。

医師が処方した指示したタイミングを考慮しつつも、決まったタイミングでしか服薬が出来ません。

 

⚪︎各食後の計3回

⚪︎睡眠前

 

以上です。

花粉用風邪薬痛み止め眠剤も全てこの4回のみです。

 

 

服薬方法

服薬する際にもルールがあります。

普段飲んでるように気軽に飲めません。

拘置所や刑務所とは違うでしょうが、留置所での飲み方を紹介します。

 

1.口の中を開けて留置官に見せる。

2.手を出して、その場で開封されたのを目視、確認しながら薬を受け取る。

※軟膏の場合は指に目安より少なめに出されます。

3.服薬〜服薬中は二人の留置官がガン見。

4.口の中を開けて飲み込んだ事を確認させる。

※目薬の場合は、目の前で立ってさすよう指示されます。

 

 

留置所の常備薬

一応、留置所にも常備薬はあります。頼んでも渋られて、飲めるようになるまで時間を要しますが。。。

疑われてる訳です。

 

置いてある薬としては

 

・痛み止め薬(バファリン

・下痢止め(正露丸

・傷用軟膏(オロナイン)

・湿布、絆創膏

 

こんなところでしょうか。The!常備薬って感じですね笑

 

署によって置いてあるのは違うでしょうから、症状を訴えてみて、常備薬が該当すれば、前述の各タイミングで出してくれます。

 

 

病気になったら

入る前はなんともなかったのに、留置所で何かしら症状が出て、体調が悪くなった場合は、その旨を訴えます。

留置官から『体調悪そうだな』なんて気遣いは絶対にありません。

収容されている人達は色んな人がいますから、

「いつもよりちょっと違う」は気にならないんです。

なので、自己申告をしてはじめて、注視されます。

 

体調不良を訴えると留置課の中で、スケジュールを検討し、土日祝日を除く2、3日くらいで予定が確定します。

イメージとしては

『病院に掛かりたい』と訴えてから1週間後くらいです。

当日は病院やクリニックが昼休みの13〜14時頃を目掛けて、手錠とロープを繋がれ、二人の留置官+運転手の計四名で外出します。

モロ警察の格好した人に挟まれ、手錠までしてますから、一般人や被疑者への配慮として人のいない時間帯に行く訳ですね。

病院によっては通用口や搬入口などの裏口から入る事もあります。動線にはパーテションがあれば、立ててもらって目線に入らないように対策して診察に入ります。

診察室に入ると手錠したまま、医師に診てもらいます。もちろん留置官同席です。

 

 

まとめ

いかがでしょうか?

一般社会でも留置所でも病気にはかかりたくないものですね。段取りも面倒で、常に疑われるのは精神的にもきついです。

それでも、たまにニュースなので留置所内で不幸も起きてるのも事実です。やはりどこであろうとも自分に過信せず、面倒くさがらずに体調不良の際はしっかり訴えるべきだと思います。何度も書いてますが、留置所はまだ人生の終わりではありません。社会復帰した際に、しっかり反省、更生できるよう自分の身体には十分気を使って欲しいと思います。

家族や友人が留置所にいる場合は、一瞬でも良いから身体の心配もしてあげてください。

 

 

ということで今回は病気についてまとめましたが、

次回は差し入れについて紹介していこうと思います。

 

 

 

ではではまた後日〜☞

 

 

 

 

 

 

勾留13日目(面会について)

 

 

はい、どうも僕です🤗

 

猿之助さんも保釈されましたね。

保釈可能と裁判所が認められる人であれば、

さっさと保釈させて、

自分の事を見つめ直す為だったり、

更生する為の一歩を踏み出させた方が

絶対に良いと僕は思います。

 

 

 

時事ネタはここまでにして、

まずは、勾留13日目の僕の日記から!

 

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◯月◯日(水):曜日感覚がなくなりそうになり。今日回ってきた新聞を見ていて気付いた。。。明日は風呂の日だ。そして今日は祝日だったらしい。留置課の人らも祝日関係なく大変だとは思うが、社会と断絶されているのが、ちょいちょい感じるな。。。祝日ということだけあって、留置所も日曜のように皆、動きがなくて静かな1日だ。。。

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本題に入ります✍️

今回は留置所にいる人との面会について

詳しく書いていきます。

面会のことを法律上では『接見』、『接見交通』と言います。

ここでは面会で統一しています。

ちなみに、弁護士の面会はいつでもどんな時でもできますので、例外としてます。

 

 

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今回の記事はこのようにまとめています。

 

 

面会できる人は?

知り合いが逮捕され勾留された場合、

どんな人が面会できるんでしょう?

 

結論は本人の氏名まで分かっている人であれば

誰でも可能です!

この後、詳しく書きますが

所定の手続きを踏めれば、誰でも可能です。

僕が勾留中の時は

先に保釈された人が、

仲良くなったからと言って、まだ勾留されている同部屋の人に

差入れを持って面会にきてたくらいです。

正直、理解できなかったですが…

 

 

留置されてる警察署を確認するには

まずは勾留されている警察署を知る必要があります。

家族は連絡が来ていたりしてるので、把握できますが、友人・知人の場合は知る手段が限られます。

適当に警察署に聞いても、何処にいるかは教えてくれません。

反対に見当ついてる警察署に問合せすると

勾留されている旨は教えてくれます。

 

要は

「正解の時は教えてくれるけど、ハズレの場合はヒントも教えてくれない]

 という事です。

 

友人の方は弁護士を通じて連絡こない以上、

家族などを通じて知り得ましょう。

 

 

面会する為の手続きとは

勾留されている警察署が分かれば、あとは直接尋ねるだけです。

予約とかはないので、署の受付に面会きた旨を伝えて留置課に案内してもらいましょう。

意外かもしれませんが、

留置所は2階以上にある事が多いようです。

僕は入るまで勝手に地下にあるイメージでした。

 

留置課に案内してもらったら受付をします。

そして受付用紙に必要事項を書きます。

・被疑者の氏名(よみがなとも)

・面会者の氏名

・被疑者との続柄、関係

・面会者の連絡先

これくらいです。

面会しに来た人が必ずしも善人とは限りません。

まだ暴かれていない共犯者の可能性もあるので、連絡先も書く必要がありますし、この後紹介する制限でも対策されているのが分かります。

 

 

面会の制限

病院や介護施設の面会ではありませんので、かなりの制限が実はあります。

予約できないというのもミソで、面会に行ったら“接見禁止命令”ついてないのに、面会出来なかった。なんて事もザラにあります。

 

被疑者が外出中の為NG

散歩ではありません💦

外出と言ってもいろいろあります。

 

同じ警察署内の取調べ中

この場合は、刑事によっては調べを中止して面会させてくれたりします。

 

捜査に伴う引当たり

引当たり=現場捜査です。

実際に事件のあった場所で、被疑者と刑事が写真などを撮ったりする捜査の事です。

実況見分ですね。

 

地検(検察)に出ている

地獄の待機時間を受けてる最中です。

検察の拷問についてはこちら↓笑

ky071811.hatenablog.com

 

お風呂中(入浴中)

冗談みたいですが、午前中の場合はあり得ます。

勝手に分刻みに段取りされてるので、予定変更はあり得ません。

(予定外の事が起きることを警察関係者というのは嫌う、公務員らしい人種なので。。。)

ただ、お風呂の時間の場合は

その旨教えてくれますし、長くても20分程度なので、30分も待っていれば面会可能です。

 

物理的に本人が外出している時は当然、面会できません。

そして、前日までには予定が決まっていますが、その予定を教えてはくれません。

 

 

曜日と時間帯

弁護士以外は『いつでも』という訳にはいきません。

面会できる日時があります。

 

平日のみ

土日祝日を除く月〜金のみです。

 

午前は9:00〜11:30

施設によりますが、お昼はNGです。

面会終わりを想定して11:30受付が多いようです。

 

午後は13:00〜16:30

午前中と同じ理屈ですね。夕食が17:00からなので、それまでの時間です。

 

面会時間

15〜20分くらいです。

何を話すかまとめておかないと本当にあっという間です。

厳しいようですが、家族の場合、

初回は怒りをぶつけてる間に面会時間が終わるくらいです。

 

 

一日一組まで

平日であれば前述した時間内であればいつでも可能ですが、

被疑者一人に対して、一日一組までという制限があります。

例えば、朝一に友人が面会に来たとしたら、

午後に家族がやっとの思いで来たとしても、面会ができないんです。

※弁護士はカウントに入りません。

皆が打ち合わせの上、面会にくるとは限らないので、

運が悪いとブッキングして早いもの勝ちになってしまうんです。

制限をかけないと、何人でも来てしまうからだとは思いますが、

単純に留置課のキャパの問題だと僕は思ってます。

 

一般の面会の場合は警察の立会が必須

被疑者側の部屋に一人、同席されます。

証拠隠匿や共犯者との口裏合わせ等の防止です。

なので、ドラマなどでたまに横向いて後ろに座ってるシーンを見ますが、

堂々と横で怖い顔して座ってます。

正直話しにくいですね。。。

 

 

差入れや宅下げの依頼も可能

面会の際に、差入れや宅下げ(被疑者の所有物の持ち帰り)も可能です。

しかし、どちらも差し支えないか面会後にチェックが入りますので、時間がかかりまります。

内容によってNGになる事もあるので、注意が必要です。

差入れについては別の記事で今度まとめます!

 

 

面会の伝達方法

留置所に入ってる、被疑者側にはどのように伝わるのでしょう?

個人レベルで違いはありますが、

それなりの声量で、

「◯◯が面会に来たぞ!」

と言ってきます。

彼らはデリカシーありませんから…

 

僕がいた時は

「今日もお母さん来たぞー!」

と大声で呼ばれてた若い子がいましたね。

(確かに毎日の様に来てたようですが…)

 

面会のコツ

コツらしいコツではないですが…

家族が逮捕・勾留されれば冷静にいられませんが、感情をぶつけるのは、保釈や釈放されるまで、じっと堪えましょう!

結局、面会行くのであれば

決心がつくまで、事前に手紙のやり取りをする事をおすすめします。

気持ちを整理出来ますし、

本人が反省しているか

何を話したがっているのか

本人がどんな差入れを望んでいるか

明確化してから面会をする事で、限られた時間内で無駄のない面会が出来ます。

 

 

面会当日にすること

まず、朝一に面会に行きたい旨を留置施設に電話で連絡して下さい。

予約はできないと紹介しましたが、

当日、検察や裁判所に行く予定で不在になるかどうかは教えてくれます。

外出の場合、前日までには確定してますので、当日の朝であれば何時でも大丈夫だと思います。

 

 

面会しやすい時間帯

効率良いのは、午後〜夕方です。

前述の通り、外出以外にも風呂や取調べがありますが、ほとんど午前に行われるからです。

さらに言うと13:00ピッタリとかですかね。

午前中の取調べが終わらずに昼を跨いだら、午後も続く訳ですが、

警察も休憩を摂りたいのか、

午後に再度呼ばれるのは13:30頃が多いです。

なので、取調べで不在になる前に滑り込む事が可能です。

 

 

まとめ

家族、友人、同僚、どんな立場であれ

面会に行く仲である以上、感情が入り乱れるのは当たり前です。

色々、書きましたが、感情をぶつけるのも大いに結構な事だと思います。

本人次第ですが、留置所は反省する事が出来る施設でもありますから。

1日1回のルールはありますが、

平日であれば何回でも面会できますし、

面会が出来る = 手紙のやりとりも可能

という事ですから、

お互いの気持ちをしっかり整理して、面会を検討して下さい。

 

まだ、留置所です。

捜査で勾留されてるに過ぎません。

本当に無罪かもしれませんし、

事実だとしても、本人が深く反省していれば、保釈も可能で、更生の余地はあるはずです。

 

お互いの事をしっかり考えながら

面会を進めていってください。

 

次回は留置所での病気やその対応について

紹介していこうと思います。

 

 

ではではまた後日〜☞

 

 

 

勾留12日目(留置所のあるあるネタ)

 

 

どうも、僕です😉

 

 

 

まずは留置所での日記から✍️

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◯月◯日(火):今日も謝罪や伝えたい人たちに、送れるかも分からない手紙を一日中書いてた。16時ごろ、部屋の前に留置課がやってきて格子越しに通知書を読み上げられた。

...10日の勾留延長の決定だった。。。覚悟はしてたが、辛い。。。

最低でも今日から10日か。。。また手書きのカレンダーを書き足さないと。。。

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勝手な希望も持ったりもしちゃうので、現実を突きつけられると余計辛かったのは

今でも覚えてます。

この思いも忘れないようにしないとですね!

 

では本題です

 

今回は趣向を変えて

留置所におけるあるあるネタを紹介します!

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本記事の目次です。

 

 

 

 

 

膝と肘が黒くなる

留置所の部屋に椅子なんてありませんから

畳なり、毛羽立ちカーペットに

直接、寝転がるか座るかしかありません。

手紙を書く時はうつ伏せの人が多いです。

そうなると肘や膝が床に擦れて乾燥して

いつのまにか黒ずんでます。

 

 

水をもらいがち

食事の時間以外は、何も口にできません。

部屋にあるトイレの水なんか当然、飲めません。

喉が渇くと、部屋から留置課の人を大声で呼んで

水を紙カップでもらえます。

常時、お腹が空いているので

空腹を誤魔化す為に水をもらう人が多いです。

一回でおかわり5杯以上頼んでる人もいました💦

 

 

歩くときの姿勢が悪くなる

歩く機会すら失われる留置所生活ですが、

1日の中で洗面の時間や就寝準備の時間等では

部屋から出て履き物を履いて少しだけ歩きます。

留置所の1日の生活についてはこちら↓

ky071811.hatenablog.com

 

その履き物はいわゆる「便所サンダル」なので、

脱げやすく、カッポカッポと音ならしながら歩く事になるので、ガラが悪い歩き方になっちゃうんです。

ヤンキー歩きです!

脱げやすくしているのは、部屋への移動を円滑にする為と

逃走防止だと思われます。

 

 

便秘になりがち

これはストレスでしょう!

勾留された事による、精神的ストレスに加え、

用を足すにも音も丸聞こえ

匂いも漏れて、入ってる姿も丸見えですから!

僕は11日間出なかったです💦

 

 

留置課の警官と仲良くなる

逮捕(勾留)される人も様々です。

罪悪感ないまま過ごしてる人入り慣れてる人

留置課の警官らはあくまで、問題を起こさないよう管理するのが仕事なので、

罪の内容関わらず、被疑者の話相手にはなってます。

人によっては警察の内情を話してる人もいましたよ。

 

留置課の警官と一生仲悪い

同じように、逆に警察が嫌いな人や逮捕に納得いってなくて血気盛んな人は、

毎日の様に文句を言い、それに対し留置課の警官も、

強めに返すので、大体最終的に怒鳴り合いになります。

体育会系の警察ならではですね。。。

聞いていて、どうみても理不尽なブチギレもありましたね。

大人気ないというか、横暴とういか、、、

 

 

髭剃りで眉毛も整えて怒られる

平日は「運動」という名の髭剃りの時間がありますが、

『眉毛がもじゃもじゃしてきたし、髭剃りで剃ろー』

と思って眉毛や頬より上に髭剃りを当てると怒られます。

何がいけないのか未だによくわかりません💦

基本なんでも何がダメか尋ねると、決まりだからの一辺倒ですので。。。

 

 

本を読むスピード早い人がいる

もともと読解力の違いもあるでしょうけど、

本当に本を読むくらいしかやる事ないので、

読む本の面白かったりすると、早い人は

一般的な文庫本3冊は

昼頃に読み終わってたりしてます💦

 

 

六法全書に面白さを見出す

辞書と六法全書は留置課に言えば貸してくれて、いつでも読む事が出来ます。

自分の罪や刑罰の事、他にも身近な犯罪について調べてみたり、

お店を経営してる(しようとしてる)人は風営法についてだったりと

1セット(刑法と民法)しかない六法全書が被って1日中借りれない時もあります。

 

 

刑事ものの小説読みがち

これは敢えてなんですかね、、、

毎日3冊借りられる本棚にある小説の3割は刑事ものです。

サスペンスからミステリまで幅はありますが、刑事が主人公のものが多いです。

 

 

楽観的な人間が二部屋に1人くらいはいる

良くない事ですが、風呂の時間や髭剃りのタイミング等に皆んなに

『何したのー?』と聞きまくる人がいます。

そういう人は大体、何故か楽観的で

◯◯日、保釈で出まーすとか言ってますが、

保釈で出ていたったの見た事ないです。。。

むしろ再逮捕されてたりしてます。。。

 

 

留置所にやたら詳しい人間がいる

『昔はどこどこに喫煙所があった』

『取調べでタバコ吸えた』

『昔の飯はこうだった』

とか、何回きとんねんっ!

反省してないやんっ!って思う人がいます。

 

 

ニベアが売れ筋

自弁(購入品)で一番の売れ筋はニベアでした!

髭剃りも一昔前のものですし、お風呂も石鹸のみしか使えませんし、

空調はコントロールできてないので、若い人は特に買ってましたね。

そんかニベア1日に2回だけ使えます

運動(髭剃り)の時間の後と

夜の就寝前です。

 

 

差入れ多すぎて、既に生活困ってない人いる

1回で差入れできる数ほ決まってますが、

週に2回も3回も本や雑誌、着替えを差入れしてもらってる人がいます。

驚いたのは、来た服を洗濯する為に

“宅下げ”で持ち帰り、代わりの服を“差入れ”して、

これを繰り返してもらってる人がいました!!

普通に家事してもらって、

毎日違う服着てるっていう。。。

被疑者感ゼロです。。。

 

 

イビキで壁ドン

隣との境は頑丈なコンクリートの壁ですが、

前は監視用の鉄格子後ろも格子付きの小窓になってるのでプライバシーは皆無で、

イビキのうるさい人なんかは隣に簡単に漏れてきます。

そしてイビキのうるさい人は大体、寝付きも良いので、寝れなくてストレス溜まったところにイビキが聞こえてくると

壁ドンあちこちから聞こえてきます

 

 

服装で温度調整難し過ぎ

空調が建物一括管理なので、適温な時がほぼないです。

認められた着替えの時間は朝の“運動”の時間だけなので、

朝は寒くてスウェットを着込んでも、

暖房効き過ぎて半袖で充分みたいなときもあります。

もちろん、言えば留置課の人間が、自分のロッカーから持ってきてくれますが、

あからさまに嫌々な態度をされますし、

夜にはまた寒くなるなんてこともありますからね。。。難しいです。。。

 

 

新入りのこと、気にし過ぎ

新入りとは所謂、留置所に新しく入ってくる逮捕者ですね。

これ、事前に僕らにも知らされるんです。

警察は逮捕状がないと逮捕できませんから、

逮捕状を請求する時点であっちこっち根回ししてるんですね。

しかし、突発的に入ってくる新入りもいます。

「突発的な傷害事件」

「悪質な交通違反

「通報された容疑者」

突発的に入ってくる人は、皆暴れてますし、

夜中に入ってくるので、寝れない人にとっては良い暇つぶしです。

野次馬根性というやつですね。。。

 

 

ペンの持ち方、直角気味になる

留置所含め警察署内で使うペンは特殊な形状してます

ペン先が極端に隠れていて、ほぼ直角にしないと書けません。

これは、ペン先で自傷行為や武器にされるのを防ぐためですね。

慣れるまで暫くかかりますが、

手紙とか書くようになると、このペンを貸し出されますので、

すぐに馴染んでしまいます。

僕はこのペンで書く字の方が綺麗な程でした。

(普段どんだけ肌なんだ...)

 

 

歯磨きやたら時間かける人いる

平日は”運動(髭剃り)”の時間もあり、なんだかんだ計20分くらい

部屋の外に一応、出れます💦

しかい土日祝日となると朝と夜の洗面の時間くらいしか部屋の外に出れません。

計10分くらいです。

そのせいなのかは不明ですが、結構な割合で歯磨きにかける時間をかける人がいます。

部屋の外と言っても、部屋の目の前にある洗面所なので、

見る景色はさほど変わりません。。。

後ろで最低3人以上はじっと見張ってるので、僕は苦手でした。

 

 

洗濯日、計算ミスって洗うのあんまりない時ある

一週間に1回程度、部屋毎に洗濯日が回ってきます。

差し入れがなかったり、着替えが少なかったりすると

タイミングによっては、そもそも洗う服がなかったり、

洗ってる間に着る服がないというケースがあります。

 

 

 

ジャンプとか良いと思うの最初の1回目だけ

男子の場合、特に漫画が好きな人は一度は差し入れしてもらったりしてるようです。

ガーシーもそうだったみたいですね。

ただ、1日3冊ルールはジャンプや新聞などの差し入れの本も含まれます

漫画なんて一瞬ですっ!

1日をどう乗り切るかくらい暇な中でどんなにゆっくり読んでも

漫画は1時間しか持ちません💦

 

 

ラジオの再々放送ある笑

ラジオは昼食の10分程度、流れるんですが、

留置所内は、まだ捜査中の事件ばかりの被疑者なので

被疑者の事件に関わる情報が流れないように

留置課が事前にラジオを録音して、チェックしてから昼食の時に流すんです。

 

というように、これ録音する一手間があるので

何が忙しいのか分かりませんが、録音し忘れがまぁまぁの頻度であります。

その時は使い回しです!

あれ?デジャブ?的な笑

 

 

ジャムの出し方、めっちゃコツがいる

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これ給食出てたんですかね?

見たいような見たくないようなと共感してくれる人はいると思います。

「モロズミジャム」です!

パンに塗るマーガリ

画像のチョコと、ピーナッツクリームなどのような高粘度のものは

切り口の角度によって、マヨネーズのようにキレイに出るときもあれば

ベタっとしか出ないときもあります。

ベタっと出る時は必ず手汚れるんで、面倒です。

ティッシュなんてそばにありませんから。

 

そして、ピーナッツクリーム余りがちです笑

苦手な人多いです🥜

 

 

とまぁこんな感じであるあるネタをまとめてみました。

僕が少なくとも2回以上は経験した事なので、

それなりのあるあるネタだとは思います。

感じ方もあるので、

異論は。。。。。受け付けます。

 

また思いついて、まとまったら紹介したいと思います。

 

 

ではではまた後日〜☞

 

 

 

 

 

 

 

勾留11日目(弁護士との関係)

 

どうも僕です^ ^

 

いつも通り留置所での日記から✍️

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

◯月◯日(月):今日は月曜日、平日の割に自分も含め、留置所全体的に動きがなかった。髭をそったが乾燥もしてきたからなのか、顔じゅうヒリヒリする。。。自弁(購入品)のリストにあったニベアを明日買おう。19時ごろ弁護士が来てくれて色々と話した。家族も心配していて「気が狂いそうだ」とも言っているとのこと。。。ごめん、、心配だ、、早くでたい、、、本当にごめん。。。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

忘れてはいけないですね...

後悔と反省の気持ちは一生持ち続けていこうと思います!

 

 

それでは本題です。

 

被疑者と密接な関係にある弁護士さん。

今回の記事では、担当弁護士が決まるタイミングや関係性について紹介していきます。

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今回の目次です!

 

 

 

 

 

国選と私選の違い

まずはよく聞く「国選」と私選の違いです。

無知だった僕はなんとなく言葉が「国選」というだけあって

国に認められた凄い弁護士なんて勝手に思ってました笑

そういう事ではありません!

 

 

国選弁護士

国選というのは、その名の通り国が選んだ弁護士です。

勾留されている地区の「法テラス」の名簿を元に裁判所が選出した弁護士の事ですね。

これはランダムに選ばれます。

なので、刑事事件であっても借金問題しかやった事のない弁護士がつくこともあります。

一応、女性の被疑者や外国人の被疑者だと

そのあたりが考慮されるみたいです。

外国人が逮捕された場合の内容はこちらから↓

ky071811.hatenablog.com

 

私選弁護士

会社の顧問弁護士や個人的に知っている弁護士がいる場合、被疑者が弁護士を指定して費用等を弁護士と契約して、事件の担当をしてもらう弁護士の事を言います。

※弁護士事務所ではなく弁護士個人の指定のみです。

 

簡単に例えるなら

国か民間か

保険適用か実費負担か

無料か課金か笑

みたいなものですね。

 

なので、弁護活動の内容にも差が出てきます。

詳しくはこの後で!

 

 

国選弁護士が付くタイミング

逮捕直後は知ってる弁護士がいない限り、弁護士はまだ付いてません。

よく弁護士を呼べーっ!なんて漫画やドラマで聞きますが、、、

知り合いの弁護士がいなければ来ません!

 

『新件』で裁判所に呼ばれた際に、

裁判官から国選弁護人を付けるか聞かれ、

条件に適していて被疑者が望めば、

その日の夕方にはランダムで選ばれた弁護士が決定し、決定通知が留置所に届きます。

 

 

国選弁護士がつく条件

知っている弁護士(私選弁護士)がいない以上は基本、国選弁護士が付きますが、

一応、条件が一つあります。

 

『財力が50万円以下であること』

 

要はお金がない人は国が出してあげるよという事ですね。

被疑者は

財布の中のお金や預貯金の内容を自己申告で金額を提出して

国選の弁護士をつけてもらいます。

 

当然、国選弁護人として選ばれた弁護士さんは

国からその被疑者の為に動いた弁護活動の報酬をもらいます。

被疑者は1円も払いません。

 

 

勾留中の弁護活動

私選でもない限りは、裁判所が勾留決定した後に弁護士が付きます。

なので弁護士が付いても、10日(20日)の勾留の途中で釈放をさせるのは難しいです。

捜査が進んでいたり、本人が認めている場合がほとんどなので。

 

ではどんな弁護士は

弁護活動をしてくれるのでしょう?

 

 

釈放を目指す

釈放させるのは難しいと書きましたが、

絶対無理という訳ではありません。

事件によりますが、被害者がいた場合には

和解(示談)を目指して、被害届けを取り下げてもらえれば釈放になります。

(余罪の疑いがなければですが、、、)

被害者の方に示談金を支払ったり、

説得したりと和解に向けて動いてくれます。

 

家族や友人、勤務先に連絡

勾留されれば当然、『逮捕されました』なんてメッセージは送れませんから、

被疑者のスマホを預かったり、被疑者の家族や知らせたい相手の住所を聞いて、

手紙を送るなどして、逮捕された旨の報告をしてくれます。

相手が連絡を受けて、弁護士に問合せすれば、

弁護士が詳しく被疑者の状況を教えてくれます。

接見(面会)禁止がついてしまうと、

手紙のやりとりすら叶いませんので、代わって弁護士が伝達してくれます。

僕は最初はこれでした。

手紙を書いても送れないので、僕に代わって手紙を送ってもらってました。

 

心の支え

初めて逮捕された人からすると、留置所の環境も相まって、

『自分はこの後どうなってしまうんだ』という不安が毎日押し寄せてきます。

僕もそうでした。

罪の反省もしてましたが、どういう手順を踏んでいくのか、

誰も何も教えてくれませんので、明日の自分が予想つかなくて怖くなるんです。

弁護士は慣れてますで、優しく教えてくれますし、

被疑者の弁護士なので、愚痴やそれまであった警察とのやりとりなどを聞いてくれます。

それだけで、気が落ち着きますし、何を目指せばいいのか明確になりますので、

反省もしやすいと思います。

 

ちなみに、留置所では

被疑者には弁護士を呼ぶ権利がありますので、

留置課の人にいつでも弁護士を呼んでくれ

お願いする事は可能です。

来る来ないは弁護士次第ですが...

 

必要であれば便箋やノート、封筒、切手などを差入れもしてくれます。

 

不起訴に向けたアドバイス(弁護活動)

本人が本当に罪を犯していなければ、不起訴になる為のアドバイスをしてくれます。

警察、検察は逮捕した以上、何がなんでも起訴を目指してきますので、

厳しい取調べや環境に負けて楽になりたいという気持ちも出てきちゃうんです。

弁護士に話す事で、楽にもなりますし、

サインしなくていい書類や、応じなくていい事も実はあったりするので

そういったアドバイスもしてくれます。

 

更に私選で、その犯罪の弁護活動の経験が豊かな弁護士だったら、

起訴間違いない被疑者も不起訴に出来ることもあります。

得手不得手もあるんでしょうけど、

成功報酬は結構大きなお金ですので、弁護士も頑張ってくれます。

勾留中に検察や裁判所に対して、不起訴であることを説得してくれるんです。

その他どんな事をしてるか詳しい事は不明です。

 

そういったアドバイスや面会の回数も国選と私選は雲泥の差が出ます。

国選は週1くらいがいいところでしょうか?

私選は必要であればいつでも来てくれます。

 

 

保釈を目指す

残念ながら起訴された場合、次に目指すのは保釈です。

国選、私選限らず

裁判所が許可を判断し、保釈保証金を支払うんですが、

成功率は違うようです。

といっても何よりも本人の反省や気持ちが一番なので、本人次第でもあります。

 

保釈についての記事はこちら↓

ky071811.hatenablog.com

 

裁判

無罪なのか、執行猶予なのか、罪を軽くしてもらうのか、

これはケースバイケースですね。

無理なものは無理ですし、被害者の有無でも変わってきますし…

弁護士とも裁判で判決が出れば、お別れになります。

私選の場合は、このあたりで費用の請求になります。

残念ながら有罪で実刑になってしまったら、

事前に裏の取れた家族や友人、勤務先などに請求する事になります。

 

 

弁護士費用について

では、弁護士費用はどうなってるんでしょう?

どのタイミングでどれくらい払うものなんでしょうか。

これも国選と私選では全く違いますので、それぞれ紹介します。

 

国選弁護士

国選であっても国からの成功報酬が出ます。

しかしそれ以外は

面会は5回目以降は¥0だったり、成功報酬も国が予め決めてますので、

相場通りといえば相場通りという動きにしかなりません。

 

ちなみに僕の国選弁護士さんは、とても親身になってくれ、

色々と動いてくれたので、恵まれてました。

不幸中の幸いだったと思ってます。

 

私選弁護士

面会一つにしても1回3万円など、弁護士事務所が決めた金額で動きます。

なので、刑事との取調べなどで動きがあって相談する為に

弁護士を呼べば、何時であろうとすぐさま駆けつけてくれるでしょう。

 

私選でどれくらい面会して無理を言うかにもよりますが、

上で紹介した50万円以上の財力が無ければ国選を頼む事ができるというのは

勾留から裁判が終わるまで

相場でおおよそ50万円程度のお金がかかるという意味なんです。

 

ちなみに刑事事件について

弁護士事務所をネットで調べてみると、、、

 

勾留前の釈放=8万〜15万円

面会=3万〜4万

示談による不起訴=10万〜30万円

 

こんなイメージのようです。

事件の大小、ケースによって変わりますので

詳しくは相談が必要です。

 

「刑事事件 弁護士 地域」

ググると良いと思いますよ🙆

 

請求金額のタイミングですが、

国選、私選問わず、裁判が終結した時点で精算されるようです。

 

 

その他

 

何もしない弁護士

弁護活動について紹介してきましが、こちらから何もアクションを起こさず、

かつ担当の弁護士が忙しかったり、

刑事事件が不得意だったり、

やる気がない弁護士だった場合には面会にもなかなか来てくれないですし、

保釈への手助けもしてくれません。

弁護士からすると

あなたのケースだとどうせ1ヶ月半後には執行猶予で出れるよ

と思ってるからです。

悪い言い方をすれば、決まった小単価の国選の仕事をするよりも

私選だったり、自分の仕事してた方が効率的なんです。

 

何も知らない弁護士

勾留されると捜査が進みます。警察や検察は、裁判所に判断してもらう為に、証拠品や取調べの調書などをまとめます。

一つの事件でも数百枚レベルのファイルになります。

実はこの資料などの進捗状況は弁護士は見れないんです。

被疑者本人からの報告でしか知る術がありません。

その為、保釈を望んだり、アドバイスを求めるには被疑者側も正確に、かつ適時報告する必要があります。

弁護士はこちらから何も教えなければ、何も知り得ません。

勝手には動いてくれません。

 

勾留を防ぐ

話が前後してしまいますが、

刑事事件が得意な弁護士なら逮捕で連行された時点で交渉に入ってくれます。

勾留前なので、私選になりますが、、、

以前に紹介した通り、警察は逮捕したら48時間以内に

事件として検察に送らなければなりません。(送致)

このような動きがある前の方が釈放の確率は上がるらしいです。

警察も不当な逮捕も中にはありますし、勾留する程ではないという事件もあるので、その辺りを交渉するわけですね。

「逃亡の恐れがない」

「違法な逮捕、不備がある」

と言ったあたりが一般的ですかね。

当然、成功報酬がかかりますが、勾留されれば

強制的に社会や家族から切り離されますから、

知っている弁護士がいれば早く相談する事に越したことはありませんね。

 

まとめ

法のスペシャリストである弁護士も人間です。

いくら弁護人とはいえ

卑劣な犯罪を犯して、自分勝手に

ここから出してくれと一方的に依頼しても

親身には動いてくれませんし、

不安だからと言って毎日のように呼び出しても

来てくれません。

弁護士も暇じゃありませんから。

 

ただ、弁護士の方から色々と提案してくれる事もないので、こちらもそれなりの知識を持って

『保釈に向けて動いて欲しい』

『保証金を借りるよう家族に相談したい』

『こんな差入れが欲しい』

相談をする事が望ましいです。

 

知らない者が馬鹿を見る

 

そんな環境でもあります。

 

当たり前ですが、

法を犯してしまったら、まずは罪を悔い改め反省をし、真っ当に生きる誓いをした上で弁護士さんと二人三脚で社会復帰を目指しましょう!

 

 

 

次回は少し脱線しまして、

留置所でのあるあるネタをまとめようと思います!

(誰が共感すんだ?)

 

 

ではでは、また後日〜☞

 

 

 

勾留10日目(外国人が逮捕されたら?)

 

どうも僕です😙

 

早速、日記からです✍️

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

◯月◯日(日):さすがに寒くなってきた。。。隣の部屋から『弁護士を呼んでくれ』と何回も聞こえてくる。不安な気持ちになって唯一頼れる弁護士を呼ぶ気持ちはわかる気がする。

今日は日曜日、警察も休みなのか留置所全体的に動きがなくて静かだ。

今日も国語辞典を借りた。辞書を引くのも慣れてきた。□□(妻)へ手紙を書くのが今は唯一の楽しみであり、不安を少しでも和らげる感じだ

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

この辺の「あるあるネタ」も今度まとめてみようと思います😎

 

 

 

という事で今回の記事の本題です

 

 

 

 

世界中でコロナでの規制も緩和され、

日本に観光に来れるようになったり、

実習生や留学生として日本に住むようになった外国人も増えてきました。

人手不足で島国の日本の経済にとってはありがたい事です。

しかし、日本に関係なく

その国に住むようになった以上、

その国の法律を守らなければなりません。

郷に入っては郷に従え ですね。

 

今まで色々と紹介してきましたが、

私たちも日常の中で、

思ったより簡単に逮捕もされますし、

罪はなかなか隠せないものです。

 

言葉や文化を全て理解してるつもりの僕らですら逮捕されるんですから、

外国の方なら尚更、間違いが起きやすいです。

 

そんな外国人が日本で逮捕されたら

どうなるんでしょうか?

当人ではないので、

全ては理解できませんが、今回は

留置所内で見聞き知った外国人への扱いについて

外国人が逮捕されたら?という事

紹介していきます!

 

 

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以前から韓国(朝鮮)や中国の人が多く日本に移り住んでいるのはご存じの通りですが、

近年ではベトナムタイバングラデシュ、アフリカ系など

色んな国から日本に勉強や働く為に外国人が入ってきてますね。

留置所内でも多く見かけました。

 

 

それでは今回の目次です。

 

 

 

 

 

外国人で多い犯罪理由は?

僕が感じた中で多かったのは

オーバーステイでした。

不法滞在というものですね。

そして、働きに来てる外国人は

『その会社で「実習生、特定技能」として働く事を許可します』

というビザを発行されてますので、

会社を辞めたり、クビになってニートになっていても違法になるんです。

 

また、良くも悪くもそれぞれの国々のネットワークやコミニティーがあるしく、

辞めても困らず、フラフラしてる内に、ビザが切れて、

なんかのきっかけに職務質問を受けてそのまま逮捕みたいな感じらしいです。

 

次に多いのは違法薬物傷害(喧嘩)でしょうか。

偏見も一部入ってますが、

特に中国の人は傷害が多い印象です。

(顔の原型がないくらいの中国人を二人見たんですもん。。。よく生きてたねって思ってました💦)

 

 

留置所で外国人の扱い

まず、絶対であり

言葉をまだ全て理解出来ていない外国人にとって辛いルールがあります。

『日本語以外の言語の禁止』です。

留置課の人間が把握できない言葉で悪巧みなどさせるのを防ぐ為なんでしょうけど、

一言でも話そうもんなら、怒鳴り散らされます((((;゚Д゚)))))) 

 

手紙のやりとりも接見(面会)でも日本語だけです。

 

中国、ベトナム、タイ、バングラデシュ、アフリカ系はまぁ分かりますが、

英語でもダメですからね…

 

以前、チラッと紹介しましたが、

警察署内に英語を話せる人は一人~二人くらいです。留置課はほぼ確で0です。

そんなもんなんです。。。

 

なので、護送されて検察で

被疑者が待機してる時の拷問中にいる

当番の警察官も一人も話せません。

検察での待機についてはこちら↓

ky071811.hatenablog.com

 

例えば、

日本語を話せない人が体調に何かあって

母国語で助けを求めても

「わかんねぇよ、日本語話せ」冷たくあしらわれ終わりです。

それを聞いていた隣部屋の同国の人が通訳しようとすると、

それも会話とみなされ、やっぱり怒鳴られます💦

…もうどうしようもありません。

 

 

外国人への取調べ

日本人の場合は、捜査を進めるために

刑事の都合で留置課に連絡が入り、

食事以外の時間はいつでも呼ばれて、取調べを受けます。

しかし、外国人の場合は

先に触れた通り、警察は英語すらままらないので、外部委託の通訳者を呼びます

お金を払って呼んでるらしいです。

なので、その通訳の人が来れる日時に合わせて取調べをします。

日当も支払っているので、1日たっぷり時間をかけて行うようです。

 

4畳ほどしかない取り調べ室に机を置いて

そこに最低3人(刑事、被疑者、通訳)が入ってしゃべるので、

むさ苦しいし、酸素が薄いでしょう笑

 

 

外国人の弁護士

日本人と同じように、財産がなければ国選弁護士が付きます。

外国人(国名も)という情報で、選定されるので、被疑者の言語を話せる弁護士

付きやすいようですが、必ずしもそうとは限りません

それこそ珍しいバングラデシュのような言語を話せる弁護士は日本全国探しても

なかなかにいないと思います。

そうなると弁護士も接見(面会)で身振り手振りを使って会話を試みますが、

難しいようであれば、お手上げです。

ほとんど接見にも来てくれず、手助けもしてくれません。

(手助けしようがないです)

 

日本語を全く話せなず、理解もできない外国人は

誰とも話す事なく、1日中座ったり寝たりして過ごして

相談する事も、これから自分がどうなるか知るすべもなく、

20日(22日程度)を留置所で過ごすんです。

ツラいですね...

 

外国人への刑罰について

これは日本人とほとんど一緒です。

永住ビザを持っていれば、罪を問われ日本人と同じ罰を受けます。

 

オーバーステイで逮捕された人は

入国管理局(入管)へ受け入れ準備が整い次第、

留置所から移管されます。

入国管理局は法務省管轄の為、

イメージとしては拘置所に近いかもしれません。

そこで調査を受けて裁判も受けます。

 

オーバーステイの場合、基本は強制送還され交通費も自腹です。

 

入管もたまにニュースなどで取り上げられ、問題になってますので、

扱いはよくないかもしれませんね。。。

 

 

 

海外で悪人が逮捕・勾留さているケースは別として、

ジャーナリストの方などが海外で「テロ活動」だと無実の罪で勾留される事が

ありますが、あれも相当ツラいはずです。

日本は厳しいとは言え、雨風凌げますし、

日本なりの人権(ギリギリですが)も守られます。

発展途上国だと

虫がたくさん入ってきたり、10人、20人を小さな部屋に押し込んでるところも

たくさんあります。

精神的におかしくなりそうですね。。。

 

それだけ海外で生活、仕事をする以上は

覚悟や注意が必要だという事なんだと思います。

 

まあ普通に生活していれば、逮捕はされませんから、

全うにしていればいいんです!

 

 

 

というわけで次回は弁護士との関係について

紹介しようと思います。

 

 

ではではまた後日~☞

 

 

 

 

 

 

 

 

勾留9日目(再逮捕とは?)

 

はい、どうも僕です😃

 

今日も今日とて早速↓↓

 

 

まずは9日目の日記から✍️

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

◯月◯日(土):今日はここに来てから1週間。。。物品購入も風呂も2回目。。。

弁護士さんに頼んだ、各方面に送ってもらった手紙は届いているだろうか。〇〇(同室の人)曰く、

「例えばこの留置所で今日出したとすると、同じ地区内でも中1日はかかって着く」とのこと。

手紙って結構かかるんだと実感。

筋トレは今日で4日目だった。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

ポチッと押すだけリアルタイムでやりとり出来るラインやメールなどの現代に慣れると

手紙という手段が尊くもあり、不便にも感じるんです。

なかなか焦ったいものでした。

筋トレはやる事無さすぎるのと、

少しでも動いていないと

悪い方に考えてしまうというのもありますし、

「出たらすぐに働けるようにしておかないと」という考えもありました。

留置所や刑務所で筋トレしている人は

ほとんど似たような考えだと思います。

 

という事で、今回も本題に入っていきたいと思います!

 

 

 

ニュースで犯人などが

『再逮捕されました』と報道されてる事があると思います。

最近だとガーシーも再逮捕されてましたね。

 

 

逮捕された後にまた逮捕?

 

 

今回の記事では

そんな再逮捕について

詳しく紹介していきます。

 

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再逮捕とは?

』という字が付いてる以上、

2度目以上である事は間違いありません。

では以下の場合はどうでしょう?

 

逮捕→釈放・保釈→ 娑婆→犯罪行為→逮捕

 

僕はこれが再逮捕だと思ってました。

この場合は、普通に逮捕です。

もし執行猶予付きであれば、由々しき行為です。

 

再逮捕は逮捕後、勾留中(留置所)に捜査を続けていく中で別の事件や別の被害者が判明して、別件逮捕をした際再逮捕という形でつかいます。

 

 

再逮捕の例

事件によっては、わざと逮捕しやすい罪名でとりあえず逮捕、勾留させておいて、

勾留期間の20日間の中で、本丸を炙り出す捜査方法もとられてます。

他にも、

巨悪な犯罪行為をした事は把握しているが、確証や証拠が無い為、

聞いた事がないような罪名で逮捕し、証拠獲得や自白を得るまで、何度も微罪で再逮捕を続けて、勾留期間を伸ばし、捜査を進めやすくする方法もあります。

時間稼ぎみたいなものですね。

 

勾留さえさせてしまえば、証拠隠匿も出来ないですからね。

 

事件の裏付け捜査をしている内に余罪が出てきた時も再逮捕されます。

傷害で逮捕されて、家宅捜査したら自宅に違反薬物があった等のようなケースですね。

 

 

再逮捕されたら?

再逮捕されると、勾留期間はどうなるんでしょう?

実は再逮捕されると、その新しい逮捕日から20日間の勾留が可能になります。

なので、保釈請求をしようにもまたそこから20日(起訴か不起訴の決定)以降でないと、保釈請求はほぼ通らないと言って良いと思います。

 

保釈についてはこちらの記事↓

ky071811.hatenablog.com

 

僕の入っていた留置所では

余程、関わった事件が多かったのか、

それとも、隠し通していたからなのか、

8ヶ月も勾留されてる人もいました。

そこまでくると、もはや別荘です。。。

(ご飯も出されますしね。。。)

 

 

再逮捕と裁判の関係

再逮捕ですから、一件以上の事件や罪名が加わる事になります。

その場合、裁判も一件づつ行うのか?と思うかもしれませんが、勾留中や裁判が始まっていたとしても結審(裁判の2回目か3回目)まで至ってなければ、併合裁判として一つの裁判にまとまります。

 

一被告人に対して一裁判です。

 

 

再逮捕は何回まで?

例えば、小さな万引きを繰り返していた被疑者は

その犯行の全て、再逮捕されるんでしょうか?

 

これに関しては、

キリがないですし、本人が犯行を認め自供していれば、再逮捕1回くらいです。

裁判所と同じようにまとめて一連の事件として

検察へ送致されます。

 

法律で決まってる訳ではないですが、

倫理的にどうなの?って事で

自白や犯行を認めて捜査に協力であれば再逮捕はいいところ2回くらいに抑える傾向があるようです。

再逮捕の度に勾留日数がリセットされますからね。

 

しかし、大きな事件であったり、

捜査する事によって大元の犯人を見つけられそうだったり、

被疑者が黙っていて隠していたりしたら

何回でも再逮捕されます。

 

前述の通り8ヶ月も勾留されていた人もいたぐらいですから💦

 

 

まとめ

再逮捕は逮捕中の被疑者に対して使う表現です。

勾留期間は再逮捕日から20日になるので、それまでの勾留期間はリセットされます。

再逮捕も新たに検察に事件として送られるので、それによって、それまで接見(面会)可能だったとしても新たに接見禁止命令が付く事もあります。

 

 

『叩けば埃の出る』ような人は気をつけましょ。。。気をつけようがないですね😤

 

 

次回は外国人が逮捕されたときのケース

を紹介します!

 

 

ではではまた次回〜☞