勾留10日目(外国人が逮捕されたら?)

 

どうも僕です😙

 

早速、日記からです✍️

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◯月◯日(日):さすがに寒くなってきた。。。隣の部屋から『弁護士を呼んでくれ』と何回も聞こえてくる。不安な気持ちになって唯一頼れる弁護士を呼ぶ気持ちはわかる気がする。

今日は日曜日、警察も休みなのか留置所全体的に動きがなくて静かだ。

今日も国語辞典を借りた。辞書を引くのも慣れてきた。□□(妻)へ手紙を書くのが今は唯一の楽しみであり、不安を少しでも和らげる感じだ

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この辺の「あるあるネタ」も今度まとめてみようと思います😎

 

 

 

という事で今回の記事の本題です

 

 

 

 

世界中でコロナでの規制も緩和され、

日本に観光に来れるようになったり、

実習生や留学生として日本に住むようになった外国人も増えてきました。

人手不足で島国の日本の経済にとってはありがたい事です。

しかし、日本に関係なく

その国に住むようになった以上、

その国の法律を守らなければなりません。

郷に入っては郷に従え ですね。

 

今まで色々と紹介してきましたが、

私たちも日常の中で、

思ったより簡単に逮捕もされますし、

罪はなかなか隠せないものです。

 

言葉や文化を全て理解してるつもりの僕らですら逮捕されるんですから、

外国の方なら尚更、間違いが起きやすいです。

 

そんな外国人が日本で逮捕されたら

どうなるんでしょうか?

当人ではないので、

全ては理解できませんが、今回は

留置所内で見聞き知った外国人への扱いについて

外国人が逮捕されたら?という事

紹介していきます!

 

 

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以前から韓国(朝鮮)や中国の人が多く日本に移り住んでいるのはご存じの通りですが、

近年ではベトナムタイバングラデシュ、アフリカ系など

色んな国から日本に勉強や働く為に外国人が入ってきてますね。

留置所内でも多く見かけました。

 

 

それでは今回の目次です。

 

 

 

 

 

外国人で多い犯罪理由は?

僕が感じた中で多かったのは

オーバーステイでした。

不法滞在というものですね。

そして、働きに来てる外国人は

『その会社で「実習生、特定技能」として働く事を許可します』

というビザを発行されてますので、

会社を辞めたり、クビになってニートになっていても違法になるんです。

 

また、良くも悪くもそれぞれの国々のネットワークやコミニティーがあるしく、

辞めても困らず、フラフラしてる内に、ビザが切れて、

なんかのきっかけに職務質問を受けてそのまま逮捕みたいな感じらしいです。

 

次に多いのは違法薬物傷害(喧嘩)でしょうか。

偏見も一部入ってますが、

特に中国の人は傷害が多い印象です。

(顔の原型がないくらいの中国人を二人見たんですもん。。。よく生きてたねって思ってました💦)

 

 

留置所で外国人の扱い

まず、絶対であり

言葉をまだ全て理解出来ていない外国人にとって辛いルールがあります。

『日本語以外の言語の禁止』です。

留置課の人間が把握できない言葉で悪巧みなどさせるのを防ぐ為なんでしょうけど、

一言でも話そうもんなら、怒鳴り散らされます((((;゚Д゚)))))) 

 

手紙のやりとりも接見(面会)でも日本語だけです。

 

中国、ベトナム、タイ、バングラデシュ、アフリカ系はまぁ分かりますが、

英語でもダメですからね…

 

以前、チラッと紹介しましたが、

警察署内に英語を話せる人は一人~二人くらいです。留置課はほぼ確で0です。

そんなもんなんです。。。

 

なので、護送されて検察で

被疑者が待機してる時の拷問中にいる

当番の警察官も一人も話せません。

検察での待機についてはこちら↓

ky071811.hatenablog.com

 

例えば、

日本語を話せない人が体調に何かあって

母国語で助けを求めても

「わかんねぇよ、日本語話せ」冷たくあしらわれ終わりです。

それを聞いていた隣部屋の同国の人が通訳しようとすると、

それも会話とみなされ、やっぱり怒鳴られます💦

…もうどうしようもありません。

 

 

外国人への取調べ

日本人の場合は、捜査を進めるために

刑事の都合で留置課に連絡が入り、

食事以外の時間はいつでも呼ばれて、取調べを受けます。

しかし、外国人の場合は

先に触れた通り、警察は英語すらままらないので、外部委託の通訳者を呼びます

お金を払って呼んでるらしいです。

なので、その通訳の人が来れる日時に合わせて取調べをします。

日当も支払っているので、1日たっぷり時間をかけて行うようです。

 

4畳ほどしかない取り調べ室に机を置いて

そこに最低3人(刑事、被疑者、通訳)が入ってしゃべるので、

むさ苦しいし、酸素が薄いでしょう笑

 

 

外国人の弁護士

日本人と同じように、財産がなければ国選弁護士が付きます。

外国人(国名も)という情報で、選定されるので、被疑者の言語を話せる弁護士

付きやすいようですが、必ずしもそうとは限りません

それこそ珍しいバングラデシュのような言語を話せる弁護士は日本全国探しても

なかなかにいないと思います。

そうなると弁護士も接見(面会)で身振り手振りを使って会話を試みますが、

難しいようであれば、お手上げです。

ほとんど接見にも来てくれず、手助けもしてくれません。

(手助けしようがないです)

 

日本語を全く話せなず、理解もできない外国人は

誰とも話す事なく、1日中座ったり寝たりして過ごして

相談する事も、これから自分がどうなるか知るすべもなく、

20日(22日程度)を留置所で過ごすんです。

ツラいですね...

 

外国人への刑罰について

これは日本人とほとんど一緒です。

永住ビザを持っていれば、罪を問われ日本人と同じ罰を受けます。

 

オーバーステイで逮捕された人は

入国管理局(入管)へ受け入れ準備が整い次第、

留置所から移管されます。

入国管理局は法務省管轄の為、

イメージとしては拘置所に近いかもしれません。

そこで調査を受けて裁判も受けます。

 

オーバーステイの場合、基本は強制送還され交通費も自腹です。

 

入管もたまにニュースなどで取り上げられ、問題になってますので、

扱いはよくないかもしれませんね。。。

 

 

 

海外で悪人が逮捕・勾留さているケースは別として、

ジャーナリストの方などが海外で「テロ活動」だと無実の罪で勾留される事が

ありますが、あれも相当ツラいはずです。

日本は厳しいとは言え、雨風凌げますし、

日本なりの人権(ギリギリですが)も守られます。

発展途上国だと

虫がたくさん入ってきたり、10人、20人を小さな部屋に押し込んでるところも

たくさんあります。

精神的におかしくなりそうですね。。。

 

それだけ海外で生活、仕事をする以上は

覚悟や注意が必要だという事なんだと思います。

 

まあ普通に生活していれば、逮捕はされませんから、

全うにしていればいいんです!

 

 

 

というわけで次回は弁護士との関係について

紹介しようと思います。

 

 

ではではまた後日~☞