検察の役割② 1日の流れ

 

早くもどうも僕です😎

 

前回からの続きです。

 

各地方検察庁に呼ばれた日の1日の流れについて紹介していきます。

では早速!

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時間軸はこんな感じです!

 

 

 

【8:00】

留置課の人が来て、準備するよう促されます。

 

【8:30】

その日呼び出された人が部屋から出され、手錠をかけられ、全員ロープで繋がれ、お迎えのバスに乗り込みます。

 

こんなバス↓です。

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留置所から検察に行く事を護送と言います

 

よくニュースなどで容疑者が警察に連行されてる様子を写してますが、このバスに乗る一瞬のタイミングを狙って撮ってます。

凶悪犯やガーシーの様な場合は

個別に護送されます。

 

【9:00】

検察に到着すると、裏口からロープに繋がれたまま入っていきます。

そこには少なく見積もっても30人は警官が見張ってます💦

 

待機室まで進み、ロープだけ外されると、そのまま最大8人座れる部屋(牢屋)に各警察署から集めまられた被疑者をバラバラに割り振ります。

木製の長椅子と丸見えのトイレだけある部屋です。6畳ほどしかない部屋に8人です💦片足のあぐらはかけますが、お行儀良く座らないと、8人座れません💦

また、ここでは会話は禁止、手錠もされたままで

時計もありません。

 

この部屋で自分が検事に呼ばれるまで待ちます。

 

何時頃呼ばれるかは分からず、警官に聞いても教えてくれません。

『この日に取調べはするけど、何時に取調べをするかは決まってない』んです。

なので、9:00から17:00頃まで会話せず、椅子に座って微動だにしない状態を保たなければならない事も😱

 

これが勾留中の分かりやすくて辛い経験の一つですね!

 

容疑を否認すれば、何度も検察に呼ばれ取調べを受ける事になりますし、

この辛い経験を何度もさせて、自白を促そうとしてる節すらあります。

 

【12:00】

お昼です。コッペパン2つが渡され食事を摂る時間です。

このお昼の1時間だけ手錠が外されます。

でないと食べれないですからね。。。

といってもパン2つなんてゆっくり噛んで食べても5分です。

残り50分くらいは結局、待機です。。。

13時になるとまた手錠され、午後の待機の時間が始まります。

 

【?:??】

AMかPMのどこかで取り調べに呼ばれます。

自分が終わっても団体行動ですので、同じ留置所の人間が全員終わってなければ

終わるまで待機です。

朝一(9:30とか)に呼ばれても、終わるまで待たなければなりません。

 

 

【17:00】

検察庁が一般業務を終わる17時ごろを目処に全員の取り調べが終わります。

同時に長い待機という名の拷問が終わります。

朝と同じようにロープで繋がれながらバスで自分が勾留されている留置所に戻ります。

 

 

 

ご覧のとおり、1回の取り調べに1日かけて行われます。

人権がないとまでは言いませんが、既にこの時点で罰を受けている印象です。

悪いことをしている人がほとんどで、然るべきですが、

中には、本当に無罪だった人や、誰もがしたことあるようなちょっとした違反の人もいます。

 

また、外国人にはより厳しい印象です。

国家公務員の警察官には英語を話せる人がほとんどおらず、

何か困って英語で話しかけても通じません。

30人ほどの中にもいません。

こちら側から手伝おうにも話した瞬間、怒鳴り散らされるので、それもできず。。。

(外国人への扱いはまた別の記事でまとめてみたいと思います)

 

何をするにしても厳しい生活の20日間(22日)、

こんな思いはもう2度としたくありませんので

疑いであろうとも

全うに生きたいものです。

 

次回は検察の次の行程である

裁判所の流れについて紹介していこうと思います。

 

 

ではまた今度〜☞